グラビアアイドルDVD の発売、販売会社のプロフェッショナルによる、売上、本人による商品アピール、ファンサービス、話題性、情報発信などの活動を総合的に判断した、最もショップに貢献したグラビアアイドルを選ぶアワード「グラビア・オブ・ザ・イヤー」。今年も、厳しくも愛情溢れるプロの目によって、2021 年のグラビア界を盛り上げたグランプリを始め7 名のグラビアアイドルが選出された。今号ではその選考会の模様をお伝えします!
森咲智美
――さあ、今年もやって来ました。今回で4 回目を迎えた「グラビア・オブ・ザ・イヤー」の選考会を始めたいと思います。まず、各メーカーさんの推しの方からお伺いしたいと思います。
飯森(イーネット・フロンティア):1年間の販売となると、今年も森咲智美なんですが、もう殿堂入りになってますので今回は、安定感のある葉月あやでしょうか。去年の優秀賞にも入っている。20作も超えてますが常に安定した売上がありますし、本人に会ったらグランプリ感ありますよね(笑)。あと、今年は何と言っても売れ方、イベント集客などを含めると藤乃あおいかなと思ったんですが、DVD 発売から5作、少し早いですかね? その次に印象的なのは未梨一花。葉月がいなかったらこの子かなと。あとは数年ぶりに復帰の柳瀬さきがかなり売れましたね。
藤木由貴
五島(エスデジタル):単純にうちの売上などで選んだんですが、藤木由貴は通算2本目で、安定して良い数字を出してますね。続く松嶋えいみも、初動でどうかなと思うけど、最終的にしっかり売れている。それに、ちゃんとSNSで宣伝もしてくれる。それもすごく大事なポイントですね。
秦瑞穂
次に、うちでは13年ぶりの秦瑞穂。イベントも完売しましたね。年1回なのでそこにファンが集結するんです。すごくフレンドリーで会ったら好きになる感じです。
飯森:若い頃より美人かもしれないですよね。
一同:そうですね。
五島:この3人のファンはずっと付いていて固いですよね。離れない。逆に新人が売れるのは凄く難しい。話題性のあるアイドルを出しても続かない。それでも新人を発掘していかないと先がないのですが、うちではタレント力を重視して見ていこうとしてます。
藤乃あおい
今野(スパイスビジュアル):うちは去年から言ってましたが、藤乃です。去年の11月にファーストを出してから4作出してますが、セールス的にも抜群で初動は段違い。数は言えないですがチェキも完売、さらに追加という感じで、グラビアの子として異例の「ヤングジャンプ」の表紙にもなって、このままいけばグラビアファン以外にも知名度は上がっていくと思います。ほかにはうちはこれからなんですが、期待値を込めて原つむぎ。浅海ゆづきも今後の活躍次第ですね。あとは岡本杷奈。スタイルも良いので松嶋のようになって欲しい感じです。
伊藤(竹書房):うちは、すごく迷いました。今後の活躍の期待値も込めてイチオシは藤乃にしました。林田百加は僅差ですが、次点に。迷ったんですが、東雲うみを入れた3人に絞りました。
東雲うみ
飯森:東雲は去年から逸材といわれてきましたが、今年はDVD 発売本数絞ってきましたよね。何か方向転換したのでしょうか。
――ありがとうございました。各メーカーの推しを発表いただきましたが、去年の優秀賞の方も入っていますよね。葉月あや、松嶋えいみなど。今年に入ってブレイクした方はいるんでしょうか?
飯森:ブレイクという点では藤乃以上はいないですかね。
伊藤:東雲もそうと言えるかもしれないですが、今年は2 作品だけで本数が少ない。
今野:もうちょっと出していればね。
五島:事務所の方針もあるのかもしれないですね。
星名美津紀デビュー時
伊藤:藤乃は3社(スパイス、ライン、竹書房)から出して、3社とも売れてるってことですからね。
飯森:藤乃は星名美津紀が出てきた時のようなインパクトがありますよね。とにかく忙しく精力的に仕事をこなしている感じです! 藤乃はウイスキーの水割りが大好きで、ファンからの差し入れがウイスキーボトルだったりしてます(笑)。
後編に続く
(キネマ旬報WEBより)
記事の更新ならびにweb拍手の活動が
十分に行えない状態となっております。
ご了承ください。(この文章を作るのに1時間弱)
2022年02月19日
この記事へのコメント
コメントを書く