番組内ではその上位7名が紹介され、VTRでへそが実際に披露されたが、そのVTRの作りは「まるでAVみたい」と言われるほど生々しい構成であった。
ランキングは順に、
7位:渡辺美優紀(21/NMB・SKE兼任)
5位(同率):柏木由紀(23/AKB・NMB兼任)
5位(同率):宮脇咲良(16/HKT・AKB兼任)
4位:山本彩(21/NMB・AKB兼任)
3位:松井珠理奈(17/SKE・AKB兼任)
2位:松岡菜摘(18/HKT)
1位:上西恵(19/NMB)
となったが、インタビュー相手となるチャラい感じの男性スタッフとの会話のやりとりや、ヘソを見せるまでのシチュエーションがAVでよく使われる手法に似ていたのだ。
そのやりとりを一部抜粋すれば、
「ひとりだとできないことも、二人一緒ならできたりするじゃん!」「じゃ、そろそろへそ出しちゃおっか」
「誰か人が来ちゃうからパパっと見せちゃおうか」
といった具合だ。今回の番組は、AV業界の人間には実際にどのように映ったのだろうか。

深夜番組ならではのユルい企画とはいえ、AKBという国民的アイドルグループの思わぬエロ展開に、番組を見ていたネットユーザーたちは驚いたことだろう。前出のライターいわく、そもそもへそという部位にフェティシズムを感じるのはマイナーなものではなく、くびれフェチや脇の下フェチ、足首フェチと同じくらいメジャーなジャンルなのだという。さらに、そんなへそフェチたちは、女性のへそに性的興奮を覚え、愛でるとともに自らの欲望の捌け口と見做しているようだ。
まるでAVのような企画だと話題になっている今回の番組だが、当然ながら批判も巻き起こっている。松井珠理奈や宮脇咲良など未成年が出る企画ではないといったものや、松岡菜摘のVTRでのへそ見せの前に現金を渡しているかのような、援助交際を彷彿とさせる演出に対する批判だ。
「深夜とはいえ、さすがにやりすぎでしょう。AKBはミュージックビデオなどで下着になるなどし、“アイドルの仕事”の幅をこれまでも広げてきたグループといえますが、それにはある種の大義名分が必要なんだと思います。それは、曲の世界観のためだったり、演出家のこだわりだったりするわけです。へその美しさを競うという企画がダメというわけではなく、企画自体はばかばかしくも面白い、そしてエロいは同グループにとっては魅力をアピールする術と考えれば許容範囲内。しかしネタがネタなので、エロ方面で話題になる可能性を考慮し、年齢的な制限をかけるなどの配慮が必要だったのかもしれません。

人気メンバーの卒業が相次ぎ、世代交代が進むAKBグループ。さまざまなカタチで話題が必要だろうが、イキすぎたエロ路線(疑惑含む)が“国民的アイドルグループ”の立ち位置を脅かすことにつながらなければいいのだが…。
(メンズサイゾーより)
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