ベテランから駆け出しまで3人の芸能記者が今年も集合。2014年のグラドルシーンを酒の肴に、最新のグラドル事情をあけっぴろげに話してくれました。現役記者、編集者たちはグラビアアイドルたちをどう見るのか!!
【座談会出席者】
芸能記者A:スポーツ誌勤務ののち、フリーの記者に転向。記者歴10年以上のベテランで、お尻フェチ。
芸能ライターB:フリーのライター。複数の出版社でグラビアページを担当。業界歴8年で、お菓子系アイドルを追い続けている。
アイドル誌編集者C:大手芸能誌の記者兼カメラマン。業界外からの転向組でまだまだ新人。華奢な女の子のくびれラインが大好き。
■今年のグラドルシーンを総括
高崎聖子
芸能記者A(以下、A):今年も終わりが近づいてきたね。今回は2014年の芸能、とくにグラドルたちを中心に振り返るわけだけど、やっぱり今年は、倉持由香を筆頭とした鈴木咲、高崎聖子、塚本舞、吉田早希らが中心となった「#グラドル自画撮り部」の活躍が目覚ましかったと思うよ。
芸能ライターB(以下、B):確かに終わりつつあった“グラビア”を復権させるきっかけになったと思います。Twitterでハッシュタグを付けて画像をアップするだけという気軽さもあり、賛同者たちが簡単に参入できたのも大きかったですね。
アイドル誌編集者C(以下、C):そうそう。ですが、すでに「#グラドル自画撮り部」のタグを付けて、画像を上げなくなっているグラドルもいるようで、ちょっと残念っす。
倉持由香
A:まぁね。倉持が一番続けてる。自分の企画だから愛着があるのはもちろんだけど、継続しないと意味がないっていうのを理解しているんだろうね。
B:せっかく盛り上がったんだから、続けてもらいたいですよ。グラドルを起用するほうからしても、参考になるし、ポニーキャニオンの『グラドル映画宣伝部』や「週刊プレイボーイ」(集英社)とのコラボ企画も生まれたのに、もったいない。
C:セルフプロモーションは本当に大切ですよ。昔は、グラドルといえば、“ミス●●”なーんて、肩書を手に入れてテレビに出るのがブレイクする道でしたけど、今はそれらのミスコンにはあまり意味がない気がします。
B:確かに乱立しちゃったからなのか、価値が下がったのは否めないよね。実際、今年、誰がなにを取ったのかパッと出てこない…。インターネットで、読者やファンと距離が近くなってきた時代だし、プロモーションの仕方も今までとは変更しないとダメなんだろうね。
C:売れるのが難しい時代になったのは間違いないですね。でも、『#グラドル自画撮り部』は、この時代でブレイクするためのひとつの答えのような気がしますよ。
B:でも、ブレイクした倉持の来年以降の活動は、グラビアからは遠ざかり、次のステージに移ることになるかもしれない。グラドルの旬って年々、短くなってきているからさ。
杉原杏璃
C:WEBという新しい場を得たための露出過多なのか、志望者が多すぎるためなのかわからないですけど、確かに活躍できる時間は昔に比べて短い印象ですね。例外なのは、杉原杏璃、森下悠里、原幹恵、手島優のベテラン勢くらいですかね。
B:杉原たちはグラビアアイドルっていうよりも、すでにタレントの活動が目立つ。振り返ると、人気を維持することの大変さが改めてを痛感するよ。
A:でも倉持は最近、グラビアをメインとしつつもイベントも行ない、ファンとの交流が盛ん。メディアに出て、大衆に対する認知度を上げつつ、ファンひとりひとりと向き合える場も用意するっていうのは重要だね。まぁ、AKB48じゃないけど、“会いに行けるグラドル”みたいなポジションを作りつつあるんじゃない。トークも悪くないし、本当に頑張ってもらいたいよ。
C:倉持への入れ込みようがスゴイですね。
A:あのお尻には入れ込むだけの価値はある!
B:単なるエコひいきじゃないっすか(笑)。
■来年のグラビアは脱・AKBグループ!?
C:AKBグループの子が雑誌グラビアを飾ることがまだ多いですけど、個人的には飽きましたね。あの子たちは、本職のグラビアアイドルじゃないし。
B:そうだね。すでに大手週刊誌が、彼女たちと距離を起き始めた、なんて話も聞くしね。
C:そんな今だからこそ、活躍の場を奪われていたグラドルたちに奮起してもらいたいところです。
青山ひかる
A:せっかくトップが落ち目になり、一昨年まで席巻していた壇蜜なんかも、ちょっとグラビアからは離れている。そんな中、これから来るんじゃないかっていうイチオシグラドルなんている? ボクは青山ひかるなんだけど。
B:幼い顔立ちながらIカップのおっぱいの持ち主というギャップでブレイクした子ですよね。猫目ガチなのも自身で武器にしていて、最近では“ネコ娘”も自称している。会ったことがある人たちの話では、明るく気さくな性格をしているので、ファンからの支持も高いみたいです。来年はさらに多くの媒体に露出するのでは?
片岡沙耶
C:テッパンの童顔巨乳系ですよね。あの釣り上がり気味の目を持つ青山も捨てがたいけど、私は片岡沙耶が気になる。
A:あー、あの『童顔巨乳の最高進化形』なんて賞賛されていた子か。
C:高校ではチアリーディグで全国出場しただけあって、幼い顔立ちとは裏腹に意外に身体も引き締まっているところがいいんですよ。脱がせたらどうなんだろう、なんてヨコシマな妄想も捗る(笑)。
B:下品(苦笑)。あと、今年はアラサーが頑張っていた気がしますね。現役女子高生という言葉をあまり聞かなった。一大ブランドだったんだけどなぁ。
A:OLから女子大生、そして女子高生に至ったブームがあったわけで、単に一周しているだけな気もするけどね。だからこそ、年上に目が行き始めたんじゃないのかなぁ。この流れに壇蜜の影響があるのは否めないけど。
橋本マナミ
C:アラサーといえば、橋本マナミが愛人キャラとしてブレイクしましたね。
A:どんなキャラがいいのか、なんて一概に言えないけど、なにかしら特徴があったほうがいいのは間違いないね。でも、性の匂いが強すぎるキャラ付けはグラドルにはNGなのかも。昔、15股交際なんてトンデモキャラだった谷一歩は、あっという間に消えちゃって“あの人は今”状態だもん。
B:愛人キャラとはいえ、実際に愛人なわけではないしね(笑)。谷は付き合ってるってハッキリと言っちゃっていたからなぁ。虚構と現実をうまく混ぜ合わせないとキャラとしては成立しないんだろうね。
■やってきた対岸からの“黒船”
B:さっき、キャラ付けが重要って話があったけど、今年は他業種からグラビアに乗り込んできた女性たちが多かった。
A:「Cawaii!」や「Ray」(ともに主婦の友社)といった有名ファッション誌で活躍した小泉梓やパリのトップモデルエージェントと専属契約したこともある黒木桃子らの活躍が目立ったね。
染谷有香
C:確かに。ほかにも、プロボクサー・高野人母美、学習塾でバイトをしているため「可愛すぎる数学講師」なんてキャッチがついた柑乃美優などもいましたね。また、金融OLとの二足のわらじをはいている松川佑依子は、映画『テラスハウス』の出演も決まっているのだとか。あとは、バックダンサーだった十枝梨菜や女優でもある染谷有香なんてのも人気に火が付きつつありますよ。
A:あとは元アナウンサーも大勢いたな。元日テレの脊山麻理子のほか、九州朝日放送の元アナウンサーの長崎真友子がイメージDVDデビューをし、元NHKお天気キャスターの半井小絵も写真集をリリースした。あと、TBS『朝ズバッ!』のお天気キャスター・美馬怜子は週刊誌の表紙を飾ったね。
B:ほかにも、コスプレイヤー・五木あきらが現れた。あと、『ローレグ&ローライズっっっ!』(マイウェイ出版)に出演した七菜乃、藤崎ルキノらも徐々に知名度を上げている。今まで自主販売などインディーズで活動していたコスプレイヤーも、彼女らに続けとメジャーデビューする可能性はあるだろうね。
C:それにしても、すでにAKBが終焉を迎えつつあるときたら、また別分野からの刺客か…。グラビアアイドルって本当に大変っすねぇ。
B:グラドルも“特技”として、いろんな趣味とかをプロフィールに書いているけど、すごい詳しく知っている子はほとんどいないからね(苦笑)。やっぱり確たる実績があると記事にもしやすいし、それだけ取り上げやすいんだけどね。
A:ずいぶんキツイこと言うね。だれかお気に入りはいないの?
B:お気に入りだった木嶋のりこや石川優美が映画出演で脱いじゃったりしたんで、ちょっとショックを受けているんですよ。やっぱり、水着から一枚脱いじゃっただけとはいえ、なんとも言えない感情があるじゃないですか! だから、来年の新生に期待しているんです。
小保方晴子
C:ファンとしては嬉しさ反面残念さもあるのは間違いないです。でも、脱いだとはいえ、自身の軸を把握しつつ、ヌードの実績をマイナスに捉えずに活動していけば、活路はいくらでも見いだせると思いますよ。そういえば、期待の新星といえば、あの人。小保方晴子がいますよ(笑)。
A:理研を退職してから、芸能界入りするなんてウワサされているね。グラドル界に参入したら大騒ぎになること間違いない。
C:胸は推定Gカップともいわれ、ヌード写真集のオファーもあったのだとか。地震速報の生中継に写り込んで「地震なんてないよ!」と連呼し、一躍話題になったモデルの東森美和は、『揺れる想い〜自信なんかないよ〜』なんてタイトルでイメージDVDデビューを果たしましたからね。外部からの流入の機運に乗って、小保方も『グラビア才能はありまぁ〜す』なんて、タイトルでデビューするかも!?
B:悪ふざけが過ぎますよ。でも、デビューしたらインタビューしてみたいのは間違いないですけどね。
A:間違いなく“迷作”になりそうだけどね(笑)。これからもグラドル受難の時代は続くだろうけど、人材がいないわけじゃないはず。書籍の写真集発売は、難しくとも電子書籍写真集に活路を見出すなど、ほかにもいろいろと方法はあるだろうね。苦労はするだろうけども、なんとか踏ん張ってもらいたいものだよ。まだまだ、グラマラスな女性たちのおっぱいやお尻を見て、一喜一憂したいしね。
(メンズサイゾーより)
2015年
今年もたくさんのグラドルが
楽しませてくれますように
記事の更新ならびにweb拍手の活動が
十分に行えない状態となっております。
ご了承ください。(この文章を作るのに1時間弱)
2015年01月04日
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